オリンパス OM-D E-M10のAF
オリンパスのOM-D E-M10には、AF領域として、81点AFエリアが用意されています。
広い範囲で細かく範囲を区切ってAFできるので、利便性は高いと言えるでしょう。
一眼レフの中には十数点といったAFポイントしかない場合もあるので、AFのしやすさではE-M10の方が有利かもしれません。
こうしたポイント数の多さを生かして、グループターゲットAFというものを行えるようになっています。
AFエリアを9点に絞ることで、被写体を追いかけやすくなるので、動き回る子供の撮影などが有利になります。
瞳優先AF機能を使えば、ポートレートの撮影が容易になります。
人を映すのに最適なピクチャーモード「eポートレート」と組み合わせれば、良い結果が得られるでしょう。
液晶画面をタッチすることでピント合わせをするタッチAFシャッターは簡単な撮影を可能にします。
直感的に撮影できるのが便利です。
マクロ撮影に適したモードもいくつか用意されています。
スーパースポットAFとスモールAFターゲットです。
これらをうまく使えば、小さな被写体でもしっかりと撮影できます。
連写速度は最大約8.0コマ/秒となっています。
連写中にAFを合せ続けるモードでも、最大約3.5コマ/秒の連写が可能です。
素早い被写体のベストショットを狙うのにこれらの性能が生きてきます。