オリンパス OM-D E-M1のAF
オリンパス OM-D E-M1の撮像素子は、像面位相差センサを搭載しています。
これにより、コントラストAFと像面位相差AFによる、「DUAL FAST AF」を実現します。
AFのポイント数は、コントラストAFが81点、像面位相差AFが37点となっています。
撮像素子と、画像処理エンジンの組み合わせにより、こうしたAFが可能になります。
像面位相差AFは高速に動作するので、快適な撮影が可能になるでしょう。
像面位相差センサは最近出て来た技術ですが、瞬く間に各メーカーに搭載されるようになりました。
これまでミラーレス一眼では不得意だった高速なAFを、一眼レフ並みに行えるようになったことで、画期的と言えるでしょう。
ミラーレス一眼の欠点を1つなくしたのです。
一方で、従来のコントラストAFの方が得意な環境もあるので、両者を組み合わせてよりよいAFを実現するのです。
オートフォーカスは、液晶のタッチパネルを押す事で、その触れたポイントでAFをするということが可能になっています。
このタッチAFシャッターは、手軽に撮影する際に、とても有効に使うことができるでしょう。
E-M1では、約6.5コマ/秒のAF追従の連写が可能になっています。
一眼レフ機と同等の連写と言えるでしよう。