ソニー α7Sの液晶モニタ
デジカメにおける液晶モニタは、屋外の昼間などでは見にくくなるという欠点があります。
光を反射してしまい、映像がよく見えなくなるのです。
明るい昼間にこの問題が生じやすく、撮影するのに困ってしまうことがしばしばです。
ソニーのα7Sの液晶モニタは約92.1万ドット、3.0型ワイドの「エクストラファイン液晶」となっています。
反射防止フィルムを貼り、強化ガラスと液晶面の間に樹脂を挟むことで、反射を抑えるようなっています。
こうした構造は今では多くのデジカメに見られる構造ではあります。
また、晴天の屋外で使う「屋外晴天」モードを搭載し、輝度を高めて視認性を上げるように自動で画像の表示を変化させます。
この液晶モニタはチルト式になっています。
上方向に約90度、下方向に約45度傾けられるので、撮影の幅が大きく広がります。
ローアングルで撮影することは意外と多いと思うので、そう言う時にこの機能が大いに役立つでしょう。
α7Sのような比較的高級な機種ではあまりチルト式モニタを搭載していないので、なかなか貴重かもしれません。
ファインダも付いていますが、液晶モニタで撮影した方がやりやすい場合もあるのです。
うまく使い分けていくのがいいと思います。