オリンパス OM-D E-M10の撮像部
デジタルカメラではレンズも画質を決める大切な要素になります。
オリンパスは元々光学機器メーカーですので、レンズの性能には自信を持っているようです。
デジタル用に設計された「ZUIKO DIGITAL レンズ」は、DSAレンズ、ZEROコーティングと言った最先端のレンズ製造技術によって作られています。
レンズの性能を生かすには、画像処理エンジンによる信号処理も大切な要素です。
E-M10では、フラグシップ機のE-M1と同じ「TruePic Ⅶ」を搭載しています。
レンズの光学特性や絞り値に応じて最適なシャープネス処理や色収差補正処理を行ないます。
ローパスフィルターレスの撮像素子が生み出す高精細な画像を生かすための、モアレ対策処理や偽色処理を行なう、ファインディテールⅡ機能を備えています。
また、色再現の難しいエメラルドグリーンや黄色などの特定色をより忠実に再現する、オリンパス独自のリアルカラーテクノロジーも搭載しています。
撮像素子は上位機種のE-M5と同じ「16M Live MOSセンサ」です。
暗所のディテールや色再現に優れています。
また、豊かなダイナミックレンジによる階調表現によって、明暗差の大きい場合でも光と影を美しく描写します。