オリンパス OM-D E-M1の手ブレ補正
手ブレ補正は最近になって活発になってきた機能で、今では多くのカメラで採用されています。
手ブレ補正の方法は、大きく分けてレンズ補正とボディー内補正があります。
レンズ補正はレンズの内部で光学的に補正を行なう方法です。
レンズ一つ一つに機能が必要なので、システムとして高くつく欠点があります。
一方、ボディ内蔵型はカメラボディ内で補正するので、今まで通りのレンズを使うことができます。
オールドレンズでも、機能の一部を使う事が出来ます。
カメラ内の機構が複雑になる欠点があるように思います。
オリンパスのOM-D E-M1はボディ内蔵型の手ブレ補正を行ないます。
5軸手ブレ補正機能によって、シャッター速度4段分の補正を行ないます。
オールドレンズを含めた全ての補正がかけられるのが強みです。
補正はカメラの移動を検出して最適な補正を決めるので、流し撮りなどにも対応しています。
この機能をIS-AUTOと呼んでいます。
斜め方向の流し撮りにも対応しているのが強みです。
手ブレ補正の効果はライブビューにも反映できます。
シャッターボタンの半押し中や、拡大表示中は自動的に手ブレ補正がかかった画像を表示します。
これにより、ライブビュー画像は揺れの少ない安定したものになります。