オリンパス OM-D E-M1の防塵・防滴
デジカメもプロやハイアマチュアが使うとなると防塵・防滴性能が求められてきます。
冬山といった過酷な場所で使うことが想定されるからです。
そうなってくると、どんなカメラでもいいという訳にはいかなくなります。
デジタル一眼のエントリー機と上位機種との間の差は、こういうところにも出てきます。
オリンパス OM-D E-M1はオリンパスのミラーレス一眼のハイエンド機です。
防塵・防滴性能にも優れていて、-10℃の耐低温性能も持っています。
そのボディはマグネシウム合金製で高い剛性を備えています。
そして、ボディの各所にシーリング処理を施し、気密性と耐候性を高めています。
耐低温性についてはあらゆるユニットが動作チェックを受けていて、その動作は保証されています。
防塵・防滴性能は、ボディ以外の部品にも施されていなくてはいけません。
オリンパスでは、防塵・防滴性能を備えたシステムアクセサリが充実しています。
レンズ交換式デジカメの弱点はレンズ交換時に混入するホコリです。
それを除去するために、E-M1の撮像素子の前にはダストリダクションシステム SSWF(スーパーソニックウェーブフィルタ)が装備されています。
このフィルタは、カメラ起動時に毎秒3万回以上の超高速振動してホコリを払い落とします。