オリンパス OM-D E-M1の様々な機能2
オートフォーカスカメラを使っていれば、MFの出番はあまりないようにも思えます。
しかし、AFが苦手とするような、小さく写る被写体や、風で揺れているような被写体だと、MFの出番となります。
クローズアップのマクロ撮影でも使うでしょう。
それ以外にも、ミラーレス一眼の場合、MFしかないオールドレンズを使うことが考えられます。
こうしたMFの時に、何か指針になるものがあると便利です。
フォーカスピーキング機能はこうしたときに便利な機能です。
画面内の輪郭のはっきりしたエッジ部分を黒や白で強調表示することで、ピントの合っているところを示します。
オリンパスのOM-D E-M1にもこの機能が搭載されています。
従来より表示が高速になり、使い勝手が向上しています。
ボタンにこの機能を割り当てれば、ワンプッシュで輪郭を強調できるようになります。
より厳密なビント合わせが可能な拡大表示を別のボタンに割り当てれば、MFの使い勝手はかなり良くなるでしよう。
E-M1では、露出を変えた4枚の画像を一回のレリーズで撮影し、それらの画像を基にダイナミックレンジを広く取った画像を作成できます。
このHDR合成では、自然な風合いのHDR1と、絵画のようなアート性の高いHDR2の二つが用意されています。
HDR用のボタンが用意されて、より使いやすくなっています。