オリンパス OM-D E-M1の電子式ビューファインダ
オリンパス OM-D E-M1は電子式ビューファインダを搭載しています。
倍率は1.48倍と、35mm判換算で0.74倍となる高い倍率です。
画素数は236万ドットと高精細となっています。
表示の高速化もされていて、表示タイムラグは約0.029秒です。
この表示タイムラグは、ファインダを覗いている時の違和感に繋がりますから、このように短時間となっているのは使い勝手の向上に大きく寄与すると言えるでしょう。
また、外の環境とファインダの明るさに違いがあれば、不自然に感じます。
外の環境に慣れた目でファインダを覗けば、ファインダ画像の明るさも違って見えてくるのです。
キャッツアイコントロールでは、外の環境に合わせてファインダの明るさを変え、不自然さを低減しています。
従来
E-M1
こうした機能により、電子式ビューファインダを使う時に生じる不自然さを減らしていき、光学式ビューファインダの感覚に近付けていっているのです。
今はまだ、完全に不自然さを払拭していないかもしれませんが、このまま技術革新が進めば光学式ビュファインダに近い使い勝手を実現してくれるでしょう。
そうなれば、撮影条件をそのまま反映できるといった電子式ビューファインダの強みが生かせるようになるのです。