オリンパス ＰＥＮ Ｅ－Ｐ５のダイヤル操作、ＡＦ

　オリンパスのＰＥＮ　Ｅ－Ｐ５にはダイヤルが２つ付いていて、数値の調整が可能です。

　この時調整できるパラメータは、ファンクションレバーを組み合わせる事で、「絞り／シャッター速度」「露出補正」「ＩＳＯ感度」「ホワイトバランス」の４つになります。

　撮影に必要な数値を直接簡単に操作出来るのは、実にありがたいと言えます。

　本格的に撮影しようという人にとって、使いやすい機能と言えます。

　通常はボタン操作やいくつかのモード切替をした上での操作となるパラメータもあるので、操作性は全然違ってくるでしょう。

　このＥ－Ｐ５を使う層というのを、撮影好きの人にまで広げて考えているのだと思います。

　一方で、簡単操作で撮影が出来るようにもしています。

　液晶モニタのタッチパネルをタッチした場所にフォーカスを合わせるＦＡＳＴ　ＡＦはそういう機能になると思います。

　うまく使えば、かなり役に立つ機能と言えるでしょう。

　こうした機能はタッチパネル付きのデジカメという機体でなければ実現できないので、先進的な機能と言えます。

　どちらかと言えばコンパクトデジカメで先に実現されていた機能のようにも思いますが、うまく反映されていると思いました。

　オートフォーカス速度自体も従来機より向上しています。