オリンパス PEN E-P5のチルト機構
可動式液晶モニタというのはとても便利です。
ローアングルや頭上からの撮影というのは、フイルム時代では一苦労させられる撮影状況と言えます。
それがデジタル時代では、ライブビューを表示した液晶画面をチルトさせさえすれば、そのようなアングルからの撮影が可能となるのです。
これは実に画期的と言えるでしょう。
もしかするとフィルム時代でも出来たのかもしれませんが、低価格で容易に出来る所が素晴らしいのです。
実際、チルト機構を搭載したデジカメというのは多く発売されています。
中には横向きに開く事の出来る機構まで備えている場合があります。
ただ、こうした機構は弱くなりがちですし、分厚くもなります。
横方向は諦めて、チルト機構だけ付けるというのは良い妥協点かもしれません。
オリンパスのPEN E-P5にはチルト機構のある可動式液晶モニタが付いています。
上向きに80度、下向きに50度の傾きを得る事が出来ます。
もっと傾くカメラもありますが、この程度でも実用上の問題はないでしょう。
撮影した画像はPCで加工したいところです。
オリンパスでは「OLYMPUS Viewer3」を用意しています。
これを使えば、画像の閲覧、編集・加工、印刷をする事が出来ます。