オリンパス SH-60の手ブレ夜景機能
夜に撮影するというのは難しいものです。
最近ではISO感度の高いデジカメが増えてきていますが、それでも夜景となってくると難しいです。
特に被写体が人で、その後ろの夜景を一緒に入れようとすると大変です。
フラッシュを焚いて人物に光を当てると背景が黒く潰れます。
かと言って、フラッシュを焚かないと、人の姿がよく見えません。
オリンパスのSH-60では、「手持ち夜景 with フラッシュ」機能でこの問題に対処しています。
まずは手持ち夜景機能として、一度のシャッターで画像を高速で連写します。
それを高い精度で重ね合わせて一枚の画像に合成します。
こうする事で暗い場面でもノイズが少なく、ブレの少ない鮮明な画像が出来るのです。
with フラッシュと言う事で、手持ち夜景機能にフラッシュを対応させています。
まず、フラッシュを焚いて人物が明るくなるように撮影した後、手持ち夜景機能で背景となる部分の画像を合成します。
最後に二つを組み合わせ、「手持ち夜景 with フラッシュ」として画像を合成します。
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この機能があれば、夜景をバックに人物を写すと言う事が、容易に出来るようになるのです。
実に便利な機能だと思います。
これも手ブレをしないように撮影させる機能の一つと言えるでしょう。