オリンパス XZ-10のレンズ性能
オリンパスのXZ-10は、i.ZUIKO DIGITALレンズを搭載しています。
フィルム時代にその名を広く知られたZUIKOレンズの名を受け継ぐこのレンズは、処理に時間がかかる大げさな画像処理に頼るよりも、レンズによる描写性能を高めて画像に反映させる、という思想で開発されています
その性能は高く、5倍ズームでF値が広角側でf1.8、望遠側でもf2.7という値になっています。
コンパクトカメラとしてこの明るさは相当な物ではないでしょうか。
明るいレンズがあれば撮影条件に幅が出て来ます。
日が沈んで暗くなってきた時、後数枚撮りたい時に撮れる。
そういう時に明るいレンズのありがたさを感じるのです。
さらにこのレンズには、オリンパスが顕微鏡開発で培ってきた多層膜成膜テクノロジーを用いた反射コーティングを施してあります。
光の反射を従来の半分に抑える事で、フレアやゴーストの発生を抑えます。
そうして高解像度の描写を得る事が出来るようになりました。
他にもマクロ機能として、1cmまで寄れるスーパーマクロモードを用意しています。
通常のモードでも、ワイド端で10cm、テレ端で30cmまで寄る事が出来ます。
ちょっとした花程度なら、ワイド側で撮影できそうです。