オリンパス OM-D E-M1の操作性
オリンパスのOM-D E-M1は、ホールディングのしやすさや操作性について考えながら、小型軽量を果たしています。
カメラは小さすぎるとそれはそれで使いにくいので、E-M1は程よい大きさを実現していると言えるでしょう。
ボタンやダイヤルも程よく大きく、操作性をよくしています。
こうした使いやすさはカメラを長く使っていけるかどうかを決める大きな要素だと思います。
使いにくいと使わなくなるのです。
E-M1には新モードダイヤルロック機能を搭載しています。
トグル式になっているので、意図しない回転を阻止しながらも、ボタンを押してロックを解除するというような煩わしさがありません。
ボタンを押しながらひねるという操作は少し手間なのは確かなので、それが解決されているのはありがたいです。
E-M1には「2×2ダイヤルコントロール」というシステムを用意しています。
撮影時によく使う、「絞り/シャッター速度」「露出補正」「ISO感度」「ホワイトバランス」といった機能は、リアとフロントの2つのダイヤル操作で設定可能です。
2つのダイヤルに割り当てられた機能を、Fnレバーで切り替えることができるようになっているというのが、「2×2ダイヤルコントロール」です。
ジョグダイヤルがいくつもあると逆に操作しづらくなりますが、このようにレバーで切り替える方式なら、簡単にいくつもの設定項目を割り当てられるのです。